RAG(ラグ:検索拡張生成)

LLMを使った生成AIなどのチャットツールが どのように最新の情報を取り入れて より正確な回答ができるようになるのか その秘密である「RAG(ラグ:検索拡張生成)」の仕組みについて学んでいきましょう

RAG(ラグ:検索拡張生成)とは?

「RAG」は「検索拡張生成」と言い、外部から情報を取り入れて、そのお店の最新情報や、独自の情報などのより正確な情報を提供するための仕組みです。

そもそも、LLMは「LLMが知っていること」しか回答できないので、お店の新商品や、最新のキャンペーンの情報などについて回答することができません。

ですがRAG技術を使うと、LLMがすでに学習した知識だけでなく、利用者が用意した学校や会社の資料、地域の人しか知らない情報などの内部情報から、必要な情報を探して回答することができます。

これにより、本来のLLMでは答えられないような質問にも正しく回答できるようになり、LLMを使用した生成AIなどのチャットツールは、これまでよりも精度の高い回答を出力することができます。



RAG技術による回答精度向上の実例

RAG技術を活用すると、LLMを使った生成AIなどのチャットツールの回答精度がどれくらい向上するか見てみましょう。

例えば、雑貨屋のチャットボットに「新商品を教えて。」と質問すると、新商品について学習をしていないLLMは、その質問に対して正しく回答することができません。



RAG技術を活用することで、データベースやインターネットから、必要な情報を検索し、ユーザーの質問に対して正確な回答ができるようになります。

以下は、RAG技術を使用して、インターネットから「雑貨屋の新商品」の情報を検索して回答を生成する例です。


RAGの仕組みは 私たちが図書館で調べものをするようなイメージに似ています

LLMにとっては「最新情報などを保存したデータベース」や「インターネット」が 私たちにとっての「図書館」にあたります

AIも自分の「頭の中の知識」と「外部から調べた情報」を組み合わせることで より正確な回答を導き出し 私たちの役に立つ存在になっています

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