公衆Wi-Fiを安全に使う方法

スライドの学習内容

  • 1. 公衆Wi-Fiとは
  • 2. 公衆Wi-Fiの危険性

1. 公衆Wi-Fiとは

公衆Wi-Fiとは、コンビニやカフェなどの飲食店、公共施設など、外出先で利用することができるWi-Fiのことです。

フリーWi-Fiとも呼ばれ、次の特徴があります。

公衆Wi-Fiの特徴

  • 外出先で手軽にインターネットの利用ができる

  • 通信料がかからない(削減できる)

  • 通信速度が速く、動画の視聴やアプリのダウンロードなどができる

Wi-Fiの速度は、電波状態や混雑状況で大きく変わることがあります。

参 考

00000JAPAN(ファイブゼロ・ジャパン)

00000JAPANとは災害時に、NTTドコモやau、ソフトバンクなどの携帯キャリアが無料開放する公衆Wi-Fiです。

災害時は、多くの人が連絡を取ろうとするため、電話がつながりにくいことがあります。

このような場合に役に立つのが00000JAPANのWi-Fiです。携帯電話回線が使いにくくても、Wi-Fiが利用できればインターネットやLINE電話などの利用ができます。

  • 使い方

    災害発生時には「00000JAPAN」のWi-Fiが解放されます。解放されるとSSIDに「00000JAPAN」が表示されます。

    表示されたら、該当のSSIDを選ぶだけで、パスワードを入力することなく誰でも利用することができます。

公衆Wi-Fiは、誰でも簡単に利用でき便利ですが、その分危険性も高くなっています。

公衆Wi-Fiの危険性についてどんなものがあるか学習しましょう。

2. 公衆Wi-Fiの危険性

公衆Wi-Fiには次の危険性が潜んでいます。

どのような危険性があるか、次のケーススタディについて考えてみましょう。

ケーススタディ

Aさんは、飲食店starjukuで友達とご飯を食べていました。
友達から面白いスマホゲームがあるからと勧められ、スマートフォンにゲームアプリをインストールすることにしました。

今月は、スマートフォンのデータ使用量が多く通信量に余裕がなかったので、飲食店starjukuに設置されている公衆Wi-Fiを利用することにしました。飲食店には次のようなステッカーが貼ってあります。

Aさんは、スマートフォンでWi-Fiに接続するため、スマートフォンのインターネット接続の設定画面から次のWi-Fiを選んで接続しました。

Wi-Fi接続後、よく利用するSNSのアカウントでの利用者認証画面が表示されたので、おかしいと思いながらもアカウント情報を入力しました。

アカウント入力後、インターネットにも接続でき、スマホゲームアプリをダウンロードして遊ぶことができました。

数日後、SNS「YZ」からAさんに次のようなメールが届きました。

不審に思ったAさんは、SNS「YZ」にログインしてみたところ、身に覚えのない投稿や返信がされていたので、パスワードの変更を行い、投稿の削除などを行いました。

今回のケーススタディでは、SNS「YZ」のアカウントを盗まれて不正ログインされたことがわかります。

なぜ、このようなことになったか、原因を考えましょう。

ポイント1. 接続したSSIDは正しいSSIDであるか

公衆Wi-Fiでは接続するSSIDが正しいか確認する必要があります。

情報を盗もうとする攻撃者は、利用者が間違って接続するように、正しいSSIDと似たSSIDや同じSSIDをつけることがあります。

今回のケーススタディではどうでしたでしょうか。

よく見ると、Wi-Fiを接続するときに似たSSIDがあることがわかります。今回は、攻撃者が用意したと思われる、よく似たSSIDに接続をしていることがわかります。

SSIDを選ぶときに、攻撃者が用意した似たSSIDに接続しないように十分に確認しましょう。

ポイント2. アカウント情報など重要なデータの入力があるか

公衆Wi-Fiの中には、正規のSSIDを偽ったアクセスポイントがあったり、暗号化されていない場合があります。

いつどこで情報が盗まれる変わりません。サービスへのログインやメールアドレスなど重要な情報が盗まれないように、入力することは極力避けましょう。

今回のケーススタディではどうでしたでしょうか。

Wi-Fiの設定からSSIDを選んで接続した後で、SNSを使った認証のためのログインページが出ています。

正しくないSSIDで接続していたため、ここで入力したID、パスワードが盗まれた可能性が高いです。

公衆Wi-Fiを利用する際は、普段利用しているサービスのログイン情報の入力は極力避けましょう。

参 考

悪魔の双子攻撃

悪魔の双子攻撃とは、正規の公衆Wi-Fiと同じSSIDが設定された攻撃者が用意したアクセスポイントのことです。

正規のアクセスポイントのSSIDと同じなので、SSID名から正規のアクセスポイントのSSIDなのか攻撃者が用意したものなのか区別がつきません。

このようなアクセスポイントを判別することはとても難しいので、以下のことに気を付けましょう。

  • 少しでも怪しいと感じた公衆Wi-Fiの利用はしない
  • 使用しているサービスのアカウントにログインをしない
  • 暗号化通信(https)を利用する
    (httpsについては、後ほど別のレッスンで学習します)
  • VPNを使用する(後で学習します)

公衆Wi-Fiを快適に安全に利用するための方法は色々ありますが、その一つがVPNを利用することです。次のスライドでVPNについて学習しましょう。

Well done!

次のステップに進みましょう!

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