他のサーバとの窓口になるAPIを知ろう

学習の目的

  • 1. APIとは
  • 2. CDNとの違い

CDNの次はAPIについて学習します。

APIと聞いてなにか知っていることはありますか?

そういえば前に、天気予報を取ってくるAPIを使ったよね。

そうそう

URLを使って天気を取ってきたけど、仕組みまではよく分かってなかったかも。

いいところに気づきました。

あれはまさに、 ネットワークを使って別のサーバと通信していた例です。

ここで改めて、 APIとは何かを整理してみましょう。

1. APIとは

API(Application Programming Interface)とは、 別のサーバが持っている情報を、決められたルールで受け取る仕組みです。

Webページやアプリは、自分のサーバにすべてのデータを置かなくても、 インターネットを通して他のサーバに問い合わせを行い、 情報を受け取ることができます。

つまりAPIって、他のサーバに「データをください」ってお願いする窓口みたいなもの?

その通りです。URLを使ってリクエストを送ると、サーバがデータを返してくれます。

2. CDNとの違い

CDNとAPIは、どちらも インターネットを通して別のサーバと通信する仕組みです。

ただし、通信の目的と 受け取るものが違います。

  • CDN(Content Delivery Network)

    Webページで使う画像・フォント・JavaScript などのファイルを利用者に近いサーバから速く届けるための仕組み

  • API(Application Programming Interface)

    天気・日時・データ一覧などの情報(データ)そのものを、リクエストに応じてやり取りする仕組み

CDNとAPIの違い

CDNは、Webページを表示するための「部品」を受け取る通信です。
APIは、プログラムが使うための「答え(データ)」を受け取る通信です。

CDNはページを表示するために 自動で使われている感じがするね。

その通りです。 Google Fonts や JavaScript ライブラリは、 ページを開いたときに自動で読み込まれます。

APIは、 ボタンを押したり条件を指定したりして 「情報を取りに行く」感じだね。

いいまとめです。

CDNは「表示を支える通信」
APIは「情報をやり取りする通信」
と考えると分かりやすいですね。

3. APIの身近な例

APIは、特別なサービスだけで使われているわけではありません。

みなさんが毎日のように使っているWebサービスの裏側で、 たくさんのAPI通信が行われています。

えっ、普段使ってるアプリにもAPIがあるの?

はい。 画面に表示されている情報の多くは、 APIで別のサーバから取得しています。

APIの例

サービス 使われているAPIの例 APIでできること(何が分かる?)
地図アプリ Google Maps API ・今いる場所を地図に表示する
・目的地までのルートや時間が分かる
・近くのお店や駅を探せる
天気予報 天気予報API(例:OpenWeather API) ・今日や明日の天気が分かる
・気温や雨が降るかどうかが分かる
・地域ごとの天気を切り替えられる
動画サイト YouTube Data API ・検索した動画の一覧を表示する
・再生回数や投稿日を取得する
・おすすめ動画を表示する
SNS X(旧Twitter)API / Instagram API ・最新の投稿を読み込む
・画像や動画を表示する
・「いいね」や投稿時間を表示する
学校・会社のWebページ お知らせ配信用API ・最新のお知らせを自動で表示する
・更新された情報だけを取得する

アプリって、 自分の中に全部の情報を持ってるわけじゃないんだね。

その通りです。

APIを使うことで、 必要な情報だけを、必要なときに、別のサーバから受け取る ことができます。

APIは、 Webサービス同士をつなぐ「通信の窓口」 だと考えると分かりやすいですね。

Well done!

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