Pythonで使う主な比較演算子は次のとおりです。
| 演算子 |
意味 |
条件式例 |
説明 |
| == |
等しい |
x == 0 |
変数x の値が 0 ならば真
|
| != |
等しくない |
x != 0 |
変数x の値が 0 でなければ真
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| > |
より大きい |
x > 0 |
変数x の値が 0 より大きければ真
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| >= |
以上 |
x >= 0 |
変数x の値が 0 以上ならば真
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| < |
より小さい(未満) |
x < 0 |
変数x の値が 0 未満ならば真
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| <= |
以下 |
x <= 0 |
変数x の値が 0 以下ならば真
|
比較した結果が正しい(成立した)場合を真(True)といい、フローチャートでは「Yes」にあたります。条件が正しくない(成立しない)場合を偽(False)といい、フローチャートでは「No」にあたります。
数学では「=」が等しいという意味ですが、多くのプログラムでは「=」は変数への代入、等しいかどうかの比較には「==」を使うことに注意しましょう。
例えば、テストの結果から合否を判定するプログラムを作成するとします。
使用する変数及び判定基準を以下のようにするものとします。
・得点は変数scoreに格納する
・判定結果は変数resultに格納する
・得点が70点以上の時に判定を「合格」、それ以外は「不合格」とする
・最後に判定結果を表示する
このプログラムを実現するためにフローチャートは次のようになります。
※注意:下記のフローチャートはわかりやすくするため変数scoreに「90」を最初に代入をしています。
フローチャートをPythonで表すと次のようになります。
score = 90
if score >= 70:
result = "合格"
else:
result = "不合格"
print(result)
このプログラムは次のように作られています。
プログラムの説明
| 行番号 |
Pythonの命令文 |
説明 |
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1
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score = 90
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変数scoreに90を代入する
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|
2
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if score >= 70:
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if命令は条件を指定する命令文 条件は「score >=
70」なので変数scoreの値が70以上であれば真となる条件を指定している
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3
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result = "合格"
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条件が「真」の時に実行する命令文
条件が成り立っていた場合に、変数resultに"合格"を代入する
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|
4
|
else:
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if文で指定した条件が偽の場合の処理の開始位置(フローチャートでの「No」の場合)を指定する命令文
これ以降に記述する処理が、条件が偽の場合の処理となる
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5
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result = "不合格"
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条件が偽の時に実行する命令文 条件が成り立っていなかった時に、変数resultに"不合格"を代入する
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6
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print(result)
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変数resultを出力する
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フローチャートとPythonプログラムを確認したらGoogle ColabでPythonプログラムを実行しましょう。
1度の実行だけではなく、1行目の「90」を70未満の値にして実行してみましょう。
分岐処理はPythonでは「if文」で記述します。続いてPythonでのif文の書き方を学習しましょう。