箱ひげ図は「代表的な5つの値」で特徴をつかめますが、 どの値が多いか(分布の形)までは分かりません。
そこで、データを区間に分けて「何個あるか」を表すのが 度数分布表です。
このスライドの目標
箱ひげ図は「代表的な5つの値」で特徴をつかめますが、 どの値が多いか(分布の形)までは分かりません。
そこで、データを区間に分けて「何個あるか」を表すのが 度数分布表です。
例:通学時間(分)のデータ(例)
15, 18, 19, 20, 22, 24, 25, 26, 27, 28, 30, 32, 33, 35, 36, 38, 40, 42, 45, 48, 55, 60
「区間(階級)」を決めて、区間ごとにデータを数えて度数分布表を作成します。
ここでは 10分ごとに区切ります。
度数分布表
| 階級(分) | 度数(人) |
|---|---|
| 10~19 | 3 |
| 20~29 | 7 |
| 30~39 | 6 |
| 40~49 | 4 |
| 50~59 | 1 |
| 60~69 | 1 |
ポイント
度数分布表を、棒グラフの形で表したものが ヒストグラムです。
棒の高さが「その区間の人数」を表します。
ヒストグラムで分かること
ヒストグラムだと「どの辺が多いか」が分かりやすいですね!
でも箱ひげ図は「中央値」とか「散らばり」をすぐに見られるのが強いよね。
いい比較です。2つのグラフは「得意なこと」が違います。
| グラフ | 得意なこと | 苦手なこと |
|---|---|---|
| 箱ひげ図 |
|
|
| ヒストグラム |
|
|
まとめ
箱ひげ図は「代表値と散らばりの比較」が得意。 ヒストグラムは「分布の形(どこに多いか)」が得意。
目的に応じて使い分けると、データの特徴をより正確に読み取れます。
度数分布表とヒストグラムの確認問題を解いてみましょう。
ここまで学習した内容を確認してみましょう。
問題1
次のデータは通学時間を分析するためにアンケートを取ったものです。
15, 18, 22, 24, 26, 28, 31, 33, 35, 37, 42, 45
通学時間のデータを10分ごとの区間に分けて度数分布表を作りました。
20~29分の区間の人数(度数)を答えてください。
問題2
次のヒストグラムから読み取れる内容を1つ選びましょう。
問題3
クラスAとクラスBのテスト結果を比較するとします。
「中央値」や「散らばり」を比べたい場合、次のどちらのグラフを使うと良いでしょうか。
また、その理由も説明してください。
最大 200 文字
問題4
次の度数分布表は、あるクラスの通学時間をまとめたものです。
| 通学時間(分) | 人数 |
|---|---|
| 10~19 | 3 |
| 20~29 | 5 |
| 30~39 | 4 |
この度数分布表からヒストグラムを作るとします。
このヒストグラムから、元の通学時間のデータをすべて正確に知ることはできるでしょうか。
うーん⋯。人数は分かるけど、元のデータも全部分かるのかな?
でも、この表って「10~19分」とか「20~29分」とか、区間でまとめているよね。
たしかに。例えば「20~29分」が5人って書いてあるけど、具体的な時間は分からないな。
例えば、
20, 21, 22, 23, 24 分かもしれないし、
25, 26, 27, 28, 29 分かもしれないよね。
いいところに気づきましたね。
度数分布表やヒストグラムは、データを区間ごとにまとめたものです。
そのため、人数は分かりますが、1つ1つの正確な値までは分からない ことがあります。
「できる」または「できない」を選び、その理由も説明してください。
最大 200 文字
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