Pythonで繰り返し構造を表現するには、while文と、for文があります。
これは2つとも前判定型の繰り返し処理になります。
途中で繰り返し処理から抜けるには、break文を使用します。
情報活用編プラス
第3章「コンピュータとプログラミング」
IP02-05
繰り返し(反復)処理
学習の目的
1.while文とfor文
2.break文
Pythonで繰り返し構造を表現するには、while文と、for文があります。
これは2つとも前判定型の繰り返し処理になります。
途中で繰り返し処理から抜けるには、break文を使用します。
while文は、以下のように記述します。

1行目:whileと記述したら、1つ空白を入れ、継続条件を書きます。その右に:(コロン)を書きます。
2行目:繰返しする処理を書きます。その際、繰返し処理の部分を表すために、インデントを用います。繰返し処理が複数行になる場合は、全てインデントを入れてください。
プログラム例
i = 1
while i <= 5:
print(i)
i += 1
print("表示が完了しました。")
実行結果
1
2
3
4
5
表示が完了しました。
このプログラムをGoogle Colabで実行して確かめてみましょう。
Google Colabへは、次のリンクをクリックして移動しましょう。
また、Google Colabでは新しいノートブックを作成し、名前をIP02-05としましょう。
多重ループを使用する場合や、if文を中に入れる場合は、その分インデントを深くします。
プログラム例
i = 1
while i <= 5:
j = 1
while j <= 5:
print(i,j)
j += 1
i += 1 #ここは、内側のwhile文から抜けている
print("表示が完了しました。")
このプログラムをGoogle Colabで実行して確かめてみましょう。
繰返し回数が決まっている場合は、for文が便利です。
for文は、以下のように記述します。

1行目:forと記述したら、1つ空白を入れ、変数名を書きます。その右にイテラブルオブジェクトを書き、:(コロン)を書きます。
2行目:繰返す処理を書きます。その際、繰返し処理の部分を表すために、インデントを用います。繰返し処理が複数行になる場合は、全てインデントを入れてください。
forの後ろに記載した変数に、「0〜繰返し回数-1」まで1ずつ増加しながら、繰返し処理を行います。
プログラム例
for i in range(5):
print(i)
print("表示が完了しました。")
このプログラムをGoogle Colabで実行して確かめてみましょう。
実行結果
0
1
2
3
4
表示が完了しました。
0から始まるため、指定した数値の一つ手前まで表示されます。
また、rangeの()内には、,(カンマ)で区切って、以下のような記述もできます。

初期値:変数が最初にとる値です。
最後の値:変数が最終にとる値です。
ステップ数:繰返しのたび、変数に加算される値です。(1の時は省略できます。)
プログラム例
for i in range(3,12,2):
print(i)
print("表示が完了しました。")
実行結果
3
5
7
9
11
表示が完了しました。
このプログラムをGoogle Colabで実行して確かめてみましょう。
break文は、繰返し処理を途中で抜ける時に使います。
Pythonには、前判定型の繰返し処理の構文しかないため、後判定型や中間判定型の繰返しを使いたい時は、break文を活用します。
プログラム例
for i in range(10):
print(i)
if i == 5: # iの値が5と等しい時
break # ここで終了
実行結果
0
1
2
3
4
5
このプログラムをGoogle Colabで実行して確かめてみましょう。