プログラム実行時のメモリの動き
アプリなどのプログラムは、実行していないときは補助記憶装置に保存されています。
プログラムを起動したときに、補助記憶装置に保存されたプログラムや、画像などのデータを主記憶装置に移します。
情報活用編プラス
第3章「コンピュータとプログラミング」
IP02-01
ハードウェアとソフトウェア
学習の目的
ソフトウェア実行時の流れについて理解する
ソフトウェアが実行されるとき、ハードウェアはどのように動いているんでしょうか?
皆さんはゲームをやっていて、このような画面を見たことはありませんか?
見たことあります。場面が変わるたびにこの画面が出ます。
長いとストレスになる時あるよねぇ。
そうですね。でもこれはとっても大事なことなんです。
アプリなどのプログラムは、実行していないときは補助記憶装置に保存されています。
プログラムを起動したときに、補助記憶装置に保存されたプログラムや、画像などのデータを主記憶装置に移します。
プログラムは補助記憶装置から、主記憶装置に移してから実行されるんですね。
その通りです。
なので、データの送信を待っている間、ゲームはロード画面を映すんです。
何にも画面に映っていないと、「動いていないかも」って勘違いされるから、ロード中画面を表示しているのか。
そうですね。ゲーム開発者の配慮です。
それで、CPUが主記憶装置上のプログラムを読み込んで、アプリケーションを動かすんです。
記憶装置ってデータを覚える部分だから大事だよな。容量が大きければ、たくさんのデータを覚えることができるからね。
そうですね。例えば、主記憶装置の容量を増やすと、覚えられる量が大きくなるだけじゃなくて、コンピュータの速度も速くなるんですよ。
えぇ、主記憶の容量が増えることで、スピードが上がるって、なんでだろう?
それでは、日常で考えてみましょう。普段、勉強や仕事を机でやるとします。
そこで、使用する本や資料を机の上に並べて作業をしますね。この机が、主記憶装置のようなものです。
ふむふむ。資料などの情報を、机の上に置いておくわけだな。
そして、それらの本や資料をしまっておく棚は、補助記憶装置だと考えてください。
なるほど、必要な本などを使うときに、本棚から机に持ってくる。
まさに、コンピュータがプログラムを実行する時と同じですね。
では、ここで机が大きい時と小さい時で考えてみましょう。
この写真の右の机と左の机は、同じ量の書類が乗っているとします。
ここに、新しい書類を追加するとしたらどうでしょうか?
大きい机はまだ書類をのせる余裕はありそうだけど、小さい方は難しそうだな。
ということは、小さい方は今乗っている書類を片付けないといけませんね。
ここで、書類を本棚へ戻す作業が発生するんです。
コンピュータなら、補助記憶装置へデータを移す作業が発生するんだね。
主記憶装置の容量が大きければその作業が必要ないんだ。
亜美さんのいう通りですね。
上の説明の通り、主記憶装置の容量が小さくなると、補助記憶装置とのデータのやり取りが頻繁に発生してしまいます。
そのため、メモリの容量の大きさは、コンピュータの処理速度に大きく影響します。
パソコンで作業を終えるとき、「シャットダウン」と「スリープ」、どちらを使っていますか?
名前は似ていますが、実は中の動きはまったく違います。
スリープはとても便利ですが、毎日スリープばかりで長期間使い続けると、パソコンの動作が少しずつ重くなることがあります。
その理由は次のようなものです:
💡ポイント!
スリープは短時間の休憩に、シャットダウンは1日の終わりに。
たまにはシャットダウンや再起動をして、パソコンを「リフレッシュ」させてあげることが大切です。
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主記憶装置 |
コンピュータの動作に必要なデータを一時的に記憶する装置。 |
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補助記憶装置 |
電源を切ってもデータを記録できる装置。ストレージとも呼ばれる。 |