アクティビティ①

このアクティビティでは Raspberry Piを使用します。
Raspberry Piを用意できない場合や、コマンドを実行したけどエラーで確認できなかった場合は、アクティビティ①のコマンドを実行すると何が行えるのか【Raspberry Piにおける実行結果の例】とその下に書かれている解説を読んで確認してください。

      

まずは、Raspberry Piの「ターミナル」を起動しましょう。
起動方法がわからない人は、前回のレッスン「世界をつなぐネットワークとネットワークコマンド」を確認しましょう。

コンピュータには多くのネットワークを管理するためコマンドがあります。

このスライドでは、以下のコマンドの使い方を学習します。

スライドの学習内容

  • ・ifconfig(イフコンフィグ)コマンド:ネットワーク設定の確認を行うためのコマンド
  • ・nmcli(エヌエムシーエルアイ)コマンド:現在のネットワークの状況の確認を行うためのコマンド
  • ・iwlist(アイダブリューリスト)コマンド:Wi-Fiネットワークの詳細情報を取得するコマンド

1.ifconfigコマンドを実行して、ネットワーク設定を確認する

ifconfigとは、ネットワーク設定の確認を行うためのコマンドです。

以下のコマンドを実行してください。

ifconfig

【Raspberry Piにおける実行結果の例】

ネットワークに関する設定が確認できます。

この例では大きく三つに分かれており、「eth0」が有線接続、「lo」がループバック(開発用などで使用する、自分自身に接続するネットワーク設定)、「wlan0」が無線通信の設定となります。

詳しい内容は、次回のレッスンで説明を行います。

スクリーンショットを撮れる人は、実行時のスクリーンショットを提出してください。

選択されていません

対応形式:.png

lo(又はlo0)の欄に記載されている、inetの値を答えてください。

答えは、4つの数字を「.」で区切ってください。

例: 1.2.3.4

2.nmcliコマンドを実行して、接続できるアクセスポイントを探そう

nmcliコマンドとは、現在のネットワークの状況の確認を行うためのコマンドです。

ここでは、Wi-Fiのアクセスポイントを一覧で表示してみましょう。

nmcliコマンドを実行して、Wi-Fiのアクセスポイントを確認しましょう。

nmcliを使用するときは、インストールが必要になります。


まずは以下のコマンドを実行し、「NetworkManager」がインストールされているか確認してください。

nmcli --version

インストールがされていれば、以下のような表示がされます。

ここで表示される数値(例では1.30.6)は、バージョンの数値を表すもので、例と違う数値であっても問題はありません。

同様の表示がされていれば、インストール済みです。以下の「nmcliのインストール」は、とばしてください。

インストールが行われていない場合は、「コマンドが見つかりません」と表示がされます。その場合は、以下の「nmcliのインストール」作業を行なってください。


nmcliのインストール

以下のコマンドをターミナルで実行し、NetworkManagerのインストールを行なってください。

①パッケージリストの更新する。

sudo apt update

②NetworkManagerをインストールする。

sudo apt install network-manager

インストールに、5分から10分程度時間がかかる可能性があります。

「続行しますか?[Y/n]」と出たら「y」と入力してエンターキーを押してください。

③インストールの確認をする。

nmcli --version

上記のコマンドでバージョンが表示されたら、インストールが完了しています。

参 考

NetworkManagerとは

NetworkManagerは、Raspberry Piなどのオペレーティングシステムでネットワーク(インターネットなど)接続を簡単に管理するためのソフトウェアです。

主に、以下の機能があります。

① 自動接続

知っているWi-Fiや有線ネットワークに自動で接続します。

家や学校など、場所に応じて適切なネットワークに切り替えます。

②複数のネットワーク対応

Wi-Fi(無線)だけでなく、有線接続、この後のアクティビティで紹介するVPNなど、様々な接続を管理できます。

③ネットワークの詳細設定

コマンドを覚えることで、より詳細な設定ができます。

以下のコマンドを実行して、NetworkManagerサービスの開始と有効化してください。

sudo systemctl start NetworkManager
sudo systemctl enable NetworkManager

このコマンドを実行しても何も表示されませんがそれで正常です。

何か表示されたら、入力ミスがないかを確認してください。

実行例

以下のコマンドを実行して、アクセスポイントの表示してください。

nmcli dev wifi

【Raspberry Piにおける実行結果の例】

この例では、2つのWi-Fiアクセスポイントが確認されています。


各情報は以下のとおりです。

表示列名 内容
IN-USE(インユーズ) 現在接続中のWi-Fiネットワークを示します。*が表示されている行は、現在接続されているネットワークを示します。
SSID(エスエスアイディー) 使用できるアクセスポイントの各SSIDです。
MODE(モード) ネットワークの動作モードです。一般的には、以下のようなモードがあります。
Infra: インフラストラクチャモード。通常のWi-Fiアクセスポイントモードです。
Ad-Hoc: アドホックモード。デバイス同士が直接接続するモードです。
CHAN(チャンネル) Wi-Fiチャンネル番号です。Wi-Fiネットワークが使用している周波数帯域のチャンネルを示します。
RATE(レート) 最大データ転送速度(Mbps)です。
SIGNAL(シグナル) 信号強度のパーセンテージです。値が高いほど信号が強いことを示します。
BARS(バーズ) 信号強度を視覚的に示すバーです。一般的には、バーが多いほど信号が強いことを示します。
SECURITY(セキュリティ) ネットワークのセキュリティプロトコルです。

スクリーンショットを撮れる人は、実行時のスクリーンショットを提出してください。

選択されていません

対応形式:.png

上の実行例では、「aterm-2bafd5-g」と「aterm-2bafd5-a」の二つのアクセスポイントが確認できます。

どちらも利用できる状況の場合、どちらを利用するべきでしょうか?

理由も含めて、書いてください。

最大 300 文字

3.nmcliコマンドを実行して、過去に接続したアクセスポイントを確認しよう

nmcliコマンドとは、現在のネットワークの状況の確認を行うためのコマンドです。

ここでは、Wi-Fiのアクセスポイントを一覧で表示してみましょう。

nmcliコマンドを実行しましょう。

nmcli c show

【Raspberry Piにおける実行結果の例】


各情報は以下のとおりです。

表示列名 内容
NAME(ネイム) 使用したことのあるSSIDの一覧です。
UUID(ユーユーアイディー) 各接続のUUIDです。UUIDは、各接続プロファイルに一意(他と重複しない番号)のUUIDが16進数で割り当てられます。
TYPE(タイプ) 接続のタイプです。'wifi(無線)'、'ethernet(有線)'などがあります。
DEVICE(デバイス) 現在接続しているネットワークがあれば、その接続デバイスが表示されています。
図の例では、wlan0で一番上のアクセスポイントに接続していることになります。

スクリーンショットを撮れる人は、実行時のスクリーンショットを提出してください。

選択されていません

対応形式:.png

表示されたアクセスポイントの個数を記入してください。

4.iwlistコマンドを実行して、Wi-Fiネットワークの詳細情報を取得しよう

iwlistコマンドとは、Wi-Fiネットワークの詳細情報を取得するために使用されるコマンドです。

iwlistコマンドを実行しましょう。

iwlist scanning

【Raspberry Piにおける実行結果の例】


各情報は以下のとおりです。

表示名 内容
Address(アドレス) IPアドレスです。詳しくは、次回のレッスンで学びます。
Channel(チャンネル) 使用しているWiFiのチャンネルです。
Frequency(フリークエンシー) 使用しているWiFiの周波数です。図の例では、5.5GHz帯であることがわかります。
Quality(クオリティ) 信号の品質です。Quality=53/70は、最大が70で、現在53の品質です。
Signal level(シグナルレベル) 信号の強度です。単位はdBm(デシベルミリワット)です。値が高いほど、強い信号となります。
-30 dBm ~ -50 dBm: 非常に強い信号。ほぼ障害物なしの近距離での接続。
-50 dBm ~ -60 dBm: 良好な信号。通常の家庭内やオフィス内での安定した接続。
-60 dBm ~ -70 dBm: 普通の信号。接続は安定しているが、障害物や距離により影響を受ける可能性あり。
-70 dBm ~ -80 dBm: 弱い信号。接続が不安定になる可能性があり、速度低下や途切れが発生することがある。
-80 dBm ~ -90 dBm: 非常に弱い信号。接続が頻繁に途切れる可能性が高い。
-90 dBm以下: 極めて弱い信号。接続はほぼ不可能。

スクリーンショットを撮れる人は、実行時のスクリーンショットを提出してください。

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対応形式:.png

シグナルレベルの値を入力してください。

今回のアクティビティの感想を記入してください。
・使用するアクセスポイントを変更するべきと思った。
・たくさんのアクセスポイントを検知できた。
など、自由に記載してください。

最大 200 文字

※この再現版では提出は行いません(送信先は未接続です)

Well done!

次のステップに進みましょう!

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