nmcliコマンドを実行して、Wi-Fiのアクセスポイントを確認しましょう。
nmcliを使用するときは、インストールが必要になります。
まずは以下のコマンドを実行し、「NetworkManager」がインストールされているか確認してください。
nmcli --version
インストールがされていれば、以下のような表示がされます。
ここで表示される数値(例では1.30.6)は、バージョンの数値を表すもので、例と違う数値であっても問題はありません。
同様の表示がされていれば、インストール済みです。以下の「nmcliのインストール」は、とばしてください。
インストールが行われていない場合は、「コマンドが見つかりません」と表示がされます。その場合は、以下の「nmcliのインストール」作業を行なってください。
nmcliのインストール
以下のコマンドをターミナルで実行し、NetworkManagerのインストールを行なってください。
①パッケージリストの更新する。
sudo apt update
②NetworkManagerをインストールする。
sudo apt install network-manager
インストールに、5分から10分程度時間がかかる可能性があります。
「続行しますか?[Y/n]」と出たら「y」と入力してエンターキーを押してください。
③インストールの確認をする。
nmcli --version
上記のコマンドでバージョンが表示されたら、インストールが完了しています。
参
考
NetworkManagerとは
NetworkManagerは、Raspberry Piなどのオペレーティングシステムでネットワーク(インターネットなど)接続を簡単に管理するためのソフトウェアです。
主に、以下の機能があります。
① 自動接続
知っているWi-Fiや有線ネットワークに自動で接続します。
家や学校など、場所に応じて適切なネットワークに切り替えます。
②複数のネットワーク対応
Wi-Fi(無線)だけでなく、有線接続、この後のアクティビティで紹介するVPNなど、様々な接続を管理できます。
③ネットワークの詳細設定
コマンドを覚えることで、より詳細な設定ができます。
以下のコマンドを実行して、NetworkManagerサービスの開始と有効化してください。
sudo systemctl start NetworkManager
sudo systemctl enable NetworkManager
このコマンドを実行しても何も表示されませんがそれで正常です。
何か表示されたら、入力ミスがないかを確認してください。
実行例
以下のコマンドを実行して、アクセスポイントの表示してください。
nmcli dev wifi
【Raspberry Piにおける実行結果の例】
この例では、2つのWi-Fiアクセスポイントが確認されています。
各情報は以下のとおりです。
| 表示列名 |
内容 |
| IN-USE(インユーズ) |
現在接続中のWi-Fiネットワークを示します。*が表示されている行は、現在接続されているネットワークを示します。 |
| SSID(エスエスアイディー) |
使用できるアクセスポイントの各SSIDです。 |
| MODE(モード) |
ネットワークの動作モードです。一般的には、以下のようなモードがあります。
Infra: インフラストラクチャモード。通常のWi-Fiアクセスポイントモードです。
Ad-Hoc: アドホックモード。デバイス同士が直接接続するモードです。
|
| CHAN(チャンネル) |
Wi-Fiチャンネル番号です。Wi-Fiネットワークが使用している周波数帯域のチャンネルを示します。 |
| RATE(レート) |
最大データ転送速度(Mbps)です。 |
| SIGNAL(シグナル) |
信号強度のパーセンテージです。値が高いほど信号が強いことを示します。 |
| BARS(バーズ) |
信号強度を視覚的に示すバーです。一般的には、バーが多いほど信号が強いことを示します。 |
| SECURITY(セキュリティ) |
ネットワークのセキュリティプロトコルです。 |