CDN(コンテンツ配信ネットワーク)とは

学習の目的

  • 1. CDNとは

  • 2. CDNで使われる代表例

1. CDNとは

CDN(Content Delivery Network:コンテンツ配信ネットワーク)とは、 Webページで使うデータを、世界中に分散したサーバから配信する仕組み です。

Webページに必要なファイルを、自分のサーバではなく、別のサーバから読み込む ことができます。

えっと…
「自分のサーバじゃなくて、別のサーバから読み込む」ってどういうこと?

そうですね、 まずはオリジンサーバという言葉を覚えましょう。

オリジンサーバとは、Webページや画像、フォントなどの 元のデータを保存しているサーバのことです。

みなさんがレンタルサーバにアップロードしたHTMLファイルは、このオリジンサーバに置かれたことになります。

じゃあ、今まで使っていたレンタルサーバがオリジンサーバなんですね。

その通りです。

そして、CDNではもう一つ、 キャッシュサーバが登場します。

キャッシュサーバ?
オリジンサーバと何が違うの?

キャッシュサーバは、 オリジンサーバにあるデータのコピーを保存しているサーバです。

世界中のいろいろな場所に置かれていて、ユーザーに近いサーバからデータを届けてくれます。

なるほど! 元データはオリジンサーバ、 すぐ配る用がキャッシュサーバなんだね。

いいまとめですね。キャッシュサーバを使って端末の近くのサーバから配信するシステムがCDNです。

CDNを使っていない場合と使った場合のサーバ構成を比べてみましょう。

CDNを使わない場合

特徴

  • 1台のオリジンサーバに直接アクセスする
  • オリジンサーバの負荷が高い
  • オリジンサーバが遠いと読み込みが遅くなる

CDNを使う場合

特徴

  • オリジンサーバの負荷が低い
  • ユーザとサーバ間の距離が短い
  • 距離が短い分読み込みが速い

この仕組みのおかげで、世界中の人たちが高速で安定したネットワークサービスを利用することができます。

2. CDNで使われる代表例

CDN(コンテンツ配信ネットワーク)は、 実はみなさんが毎日のように使っているサービスでも活用されています。

特に分かりやすい例が、動画配信サービスです。

えっ!? YouTubeとかもCDNを使ってるの?

もちろんです。 むしろ、CDNがないと動画配信は成り立ちません。

CDNが使われている代表的なサービス

  • 動画配信サービス
    YouTube / Netflix / Amazon Prime Video など
  • 音楽配信サービス
    Spotify / Apple Music など
  • Webサイトの画像・CSS・JavaScript
    Webページの見た目や動きを作るファイル
  • Webフォント
    Google Fonts など

たしかに、動画って止まったら困るし、 たくさんの人が同時に見てるよね。

その通りです。

もし動画を1台のオリジンサーバだけで配信すると、 アクセスが集中して、再生が止まったり遅くなったりします。

CDNを使えば、視聴者に近いキャッシュサーバから動画を配信できるため、 スムーズに再生できるのです。

じゃあ、僕たちが使ったGoogle Fontsも、 同じように近くのサーバから届いてるってこと?

正解です!

Google Fonts も CDN を使って、 世界中のサーバからフォントを配信しています。

だから、どこからアクセスしても 速く・安定して表示できるのです。

ポイントまとめ

  • CDNは動画・音楽・画像など重いデータで特に重要
  • ユーザーに近いサーバから配信することで高速化
  • Google Fonts も CDN を使ったサービスの一つ

Well done!

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