問題文には、開花差について次のように説明されています。
実際の開花日を基準にして、開花推定日が 早ければ負の値、 遅ければ正の値、 一致していれば0 とします。
つまり、開花差は「推定日 − 実際の開花日」のように考えると理解しやすくなります。
情報活用編プラス
第6章「IT技術を使って問題解決をしよう」
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大学入学共通テスト2026年 第4問にチャレンジ+総まとめPart2
ここからは、第4問の問2を確認していきましょう。
問2は、桜の開花日を予測するための二つの仮説を、実際のデータと比べる問題です。
ところで、桜は、日々の気温を加算した積算温度が一定の温度以上になると開花するって知ってましたか?
400度の法則とか600度の法則とか、見慣れない言葉が出てきました。
それも、積算温度ってことなのか。
「2月1日から平均気温か最高気温を足していって、その合計が一定の値を超えたら開花する」と考えるんですね。
その通りです。
この問題では、予測した開花日と実際の開花日を比べて、どちらの仮説が近いかを考えます。
ポイント
「開花差」は、推定日が実際の開花日から何日ずれているかを表します。
早ければ負の値、遅ければ正の値、一致していれば0です。
今回の出題テーマ
データに基づく仮説の検証
この問題は、実際の開花日と2つの方法で算出された推定日とのそれぞれの差を読み取り、どちらの推定方法が実際に近いかを判断する問題です。
表2には、400度開花推定日、600度開花推定日、実際の開花日が並んでいますね。
表3では、それぞれの推定日が実際の開花日から何日ずれているかを表しているんですね。
はい。問2では、表2と表3を行き来しながら考えることが大切です。
400度開花差とか600度開花差って、どういう意味なんですか?
良い確認です。
開花差は、推定した開花日が、実際の開花日から何日ずれているかを表します。
実際より早く推定したら負の値、遅く推定したら正の値なんですね。
問題文には、開花差について次のように説明されています。
実際の開花日を基準にして、開花推定日が 早ければ負の値、 遅ければ正の値、 一致していれば0 とします。
つまり、開花差は「推定日 − 実際の開花日」のように考えると理解しやすくなります。
確認しよう
推定日が実際より後なら正の値、推定日が実際より前なら負の値になります。
例:実際が3月17日で、推定日が3月19日なら、2日遅いので開花差は+2です。
「空欄エ・オ」は表3にもあり、エは名古屋の400度開花差、オは600度開花差を求めればよいことがわかります。
表2を見ると、名古屋の実際の開花日は3月17日ですね。
400度開花推定日は3月19日、600度開花推定日は3月16日です。
表のルールを見つけよう
テストでは、すべての説明文を細かく読んでから計算するだけでなく、 表の中にある他の数値からルールを見つけることも大切です。
表3を見ると、推定日が実際の開花日より遅い場合は正の値、 早い場合は負の値になっています。
つまり、開花差は 推定日 − 実際の開花日 と考えればよいと分かります。
名古屋の400度開花差を考えます。
名古屋の実際の開花日は3月17日です。 400度開花推定日は3月19日です。
3月19日は、3月17日より2日遅いので、 400度開花差は2です。
確認しよう
推定日が実際の開花日より遅い場合は正の値、 早い場合は負の値になります。
テストでは、他のデータとの関係から 「開花差=推定日-実際の開花日」 というルールを見抜けることも大切です。
よって、空欄 エ は② 2です。
次は600度開花差ですね。
名古屋の600度開花推定日は3月16日です。
実際の開花日は3月17日なので、3月16日は実際より1日早いです。
推定日が実際より早い場合は負の値になるので、600度開花差は−1です。
確認しよう
推定日が実際の開花日より早い場合、開花差は負の値になります。
名古屋の600度開花差:3月16日 − 3月17日 = −1日
よって、空欄 オ は⑤ -1です。
空欄[カ]の解答群を読むと、新潟と奈良で、400度と600度の推定日のそれぞれどちらが実際の開花日に近いかを判断する問題だということが分かりました。
はい。ここで大切なのは、開花差の符号ではなく、絶対値を見ることです。
「実際の開花日に近い」とは、 開花差の絶対値が小さいということです。
例えば、開花差が4なら4日ずれ、 開花差が−1なら1日ずれです。
この場合は、−1の方が実際の開花日に近いと判断します。
確認しよう
「近さ」を比べるときは、プラスかマイナスかではなく、0からどれだけ離れているかを見ます。
つまり、開花差の絶対値を比べます。
表3を見ると、新潟の400度開花差は4、 600度開花差は−1です。
400度開花差は4日ずれ、600度開花差は1日ずれなので、 新潟では600度開花推定日の方が近いと判断できます。
次に奈良を見ます。 奈良の400度開花差は−1、 600度開花差は−5です。
400度開花差は1日ずれ、600度開花差は5日ずれなので、 奈良では400度開花推定日の方が近いと判断できます。
よって、 「新潟は600度開花推定日の方が近く、奈良は400度開花推定日の方が近い」 となる ③ が正解です。
したがって、空欄 カ は③ 新潟は600度開花推定日の方が近く,奈良は400度開花推定日の方が近いです。
答えは、エ=②、オ=⑤、カ=③です。
理由:名古屋の実際の開花日は3月17日です。 400度開花推定日は3月19日なので2日遅く、400度開花差は2です。 600度開花推定日は3月16日なので1日早く、600度開花差は−1です。
また、新潟は400度開花差が4、600度開花差が−1なので600度開花推定日の方が近く、 奈良は400度開花差が−1、600度開花差が−5なので400度開花推定日の方が近いです。
間違えやすいポイント
・推定日が早い場合を正の値にしてしまう
・「3月16日」と「3月17日」の差を、符号なしで考えてしまう
・実際に近いかを比べるときに、絶対値ではなく符号だけを見てしまう
・新潟と奈良で、どちらの推定法が近いかを逆にしてしまう
ある年について、次の表のように、400度開花推定日・600度開花推定日・実際の開花日をまとめました。 ただし、「0」は開花日の記録がないことを表します。
| 観測点 | 400度開花推定日 | 600度開花推定日 | 実際の開花日 |
|---|---|---|---|
| A | 3月30日 | 3月24日 | 3月27日 |
| B | 4月3日 | 3月29日 | 4月1日 |
| C | 4月8日 | 4月4日 | 4月5日 |
| D | 4月12日 | 4月7日 | 0 |
次の問いに答えましょう。
「0」は実際の開花日ではなく、記録がないことを表します。 そのため、開花差を計算する対象に含めてよいかを先に考えましょう。
近さを比べるときは、開花差の正負ではなく、 絶対値を使います。
問題①
除外すべき観測点
問題②
400度開花差
最大 100 文字
問題③
600度開花差
最大 100 文字
問題④
400度開花推定日と600度開花推定日のどちらの方が実際の開花日に近い傾向があるか
※この再現版では提出は行いません(送信先は未接続です)