箱ひげ図から何が読み取れる?

このスライドの内容

  • 箱ひげ図から傾向を読み解こう

このアクティビティでは、データから「四分位数」を調べ、箱ひげ図からデータの特徴を読み取ります。

3種類のデータから次の問題に答えます。

質問内容

  • 問題1 データから四分位数を求める
  • 問題2 箱ひげ図から、真ん中50%のデータ範囲を調べる
  • 問題3 箱ひげ図の箱の長さから傾向を調べる
  • 問題4 箱ひげ図の中央値の位置よりデータの偏りを調べる
  • 問題5 箱ひげ図全体と四分位数を読み取る。

箱ひげ図を見ると、データの広がりとか偏りが分かるんですよね。

でも、どこを見ればいいのか少し迷いそう。

良いところに気づきました。

箱ひげ図では、 箱の長さ、 中央値の位置、 ひげの長さ などを見ると、データの特徴が分かります。

それでは、実際にデータと箱ひげ図を見ながら考えてみましょう。

箱ひげ図から傾向を読み解こう

それでは、早速データを確認していきましょう!

次のデータは、クラスを3グループに分け、通学時間のアンケートを取った結果です。

このデータから、グループごとの通学時間にどのような特徴があるかを調べます。

グループA:28, 29, 29, 30, 30, 31, 31, 32, 32, 33, 34

グループB:5, 10, 15, 20, 35, 40, 55, 65, 75, 85, 95

グループC:5, 10, 15, 20, 70, 80, 85, 88, 90, 92, 95

(※単位は分)

3つのグループの通学時間を箱ひげ図を使って表してみます。

3つのグループの箱ひげ図

0 25 50 75 100 グループA グループB グループC 通学時間(分) ✕:平均

3つのグループとも全然違ってるな。

その方が特徴があってわかりやすいかも。

それぞれのデータと箱ひげ図から読み取れることを確認していきます。

グループAは一緒に解いていきましょう。


グループAのデータを読み解こう(例題)

グループAに関する以下の「問題1」~「問題5」は例題です。四分位数と箱ひげ図から何が分かるか確認していきます。

問題1 データから、第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数を答えてください。

まずはルール確認です。四分位数は、並べたデータを4つの同じ人数くらいのグループに分けるときの区切りでしたね。

今回は、中央値を見つけてから、中央値を除いて上下に分ける方法で進めます。

手順

  • ①データを小さい順に並べる(※今回はすでに並んでいる)
  • ② 中央値(第2四分位数、Q2)を求める
  • ③ 中央値を除いて、下半分・上半分に分け、下半分の中央値=第1四分位数(Q1)、上半分の中央値=第3四分位数(Q3)を求める

データはすでに昇順に並んでいるので「手順②」から求めましょう。

データは全部で何個ありますか?

11個あります!

いいですね。データが11個(奇数)のときは、真ん中の1個が中央値になります。

この値が第2四分位数(中央値)です。

データの真ん中にある第2四分位数の値はいくつですか?

真ん中のデータは「6番目」のデータなので、第2四分位数は「31」です。

はい、そうですね。第2四分位数(中央値)は「31」です。

続いて「手順③」を行います。

最初にデータを分割します。

分割ができたら、更にその中で中央の値を求めます。

分割した左の小さい方の中央値を「第1四分位数」、右の大きい方の中央値を「第3四分位数」といいます。

ということは、第1四分位数は「29」、第3四分位数は「32」だな。

はい!正解です。

グループAの四分位数は次のようになります。

四分位数の解答


箱ひげ図から情報を読み取って答えましょう。

グループAの箱ひげ図

0 25 50 75 100 グループA 通学時間(分)

問題2 中央の50%の人が含まれる通学時間の範囲を答えてください。

中央の50%の人が含まれる箇所は、箱ひげ図では箱の部分です。

箱の範囲がわかれば良いってことだから、第1四分位数と第3四分位数の範囲ということですね。

そうです。

それじゃ、問題1で求めたので、真ん中の50%の人の通学時間は、29分~32分ということですね。

解答例

29分~32分


問題3 箱の長さから分かることを答えてください。

箱の長さは、中央の50%の人の散らばり具合を表しています。

グループAは他と比べても極端に箱の長さが短いですよね。

箱の長さが短いってことは、中央の50%の人たちは 29分~32分の3分間という短い時間に集中しているってことですよね?

そうです。これは、「通学時間の中央にいる人達は、皆、同じような通学時間がかかり、ばらつきが少ない」ということを表しています。

解答例

通学時間の中央にいる人達は、皆、似た通学時間が多く、ばらつきが少ない


問題4 箱ひげ図の中央値の位置よりデータの偏りを答えてください。

中央値は「第2四分位数」です。箱の中に描かれている直線が中央値を表しています。

ちょっとだけ真ん中より上にあるかな?

確かに少し上ですね。このときに、中央値と第1四分位数、中央値と第3四分位数の高さを調べて見てください。

中央値の位置は、第1四分位数と第3四分位数との差を見ることが大切です。

中央値と第1四分位数、第3四分位数の差を計算

中央値と第1四分位数の差 = 31 - 29 = 2

第3四分位数と中央値の差 = 32 - 31 = 1

中央値と第1四分位数との差は「2」

第3四分位数と中央値の差は「1」

違いは「1」しかないのでほとんど差はないです。

箱の範囲が狭いので中央値は少し上に見えますが、中央値と第1四分位数、第3四分位数との差が少ないので、下半分と上半分がバランスよく分かれていることになります。

上下のバランスが良いということは「中央50%の値は偏りがなくバランスが良い」ということになります。

解答例

通学時間の中央にいる人達は、通学時間に偏らず、29分~32分の間でバランスよく散らばっている。


問題5 箱ひげ図全体と四分位数から読み取れることを答えてください。

箱ひげ図全体ですので、最大値、最小値も含めて考えます。

その他のグループの箱ひげ図とも再度比べてみましょう。

0 25 50 75 100 グループA グループB グループC 通学時間(分)

グループB、Cと比べてもグループAは短いな。

箱の中が中央付近の50%の人だってことだから、残りの人達が、箱の上下にいるってことだよね。

はい、そうです。

明らかに箱ひげ図が上下に短くなっているので、全体として通学時間に差がなく、散らばりの少ないデータということがわかります。

ヒゲも含めた全体から読み取れること

最小通学時間:28分

最大通学時間:34分

通学時間の幅:6分

グループAの人は全員6分以内の差で通学ができているということですね。

箱ひげ図と四分位数から読み取れることは、「グループ全体がほぼ同じ通学時間であり、グループ内には特別に時間がかかる人はいない。」ということですね。

解答例

グループ全体がほぼ同じ通学時間であり、グループ内には特別に時間がかかる人はいない。

それでは同じように、グループB、Cについて問題に答えましょう。

グループBのデータを読み解こう

問題1 グループBの第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数を答えてください。

グループBの通学時間

第1四分位数を答えてください。

第2四分位数を答えてください。

第3四分位数を答えてください。

グループBの箱ひげ図から情報を読み取って答えましょう

0 25 50 75 100 グループB 通学時間(分)

問題2 中央の50%の人が含まれる通学時間の範囲を答えてください。

問題3 箱の長さから分かることを答えてください。

最大 200 文字

問題4 箱ひげ図の中央値の位置よりデータの偏りを答えてください。

最大 200 文字

問題5 箱ひげ図全体と四分位数から読み取れることを答えてください。

参考

0 25 50 75 100 グループA グループB グループC 通学時間(分)

最大 200 文字

グループCのデータを読み解こう

問題1 グループBの第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数を答えてください。

グループCの通学時間

第1四分位数を答えてください。

第2四分位数を答えてください。

第3四分位数を答えてください。

グループCの箱ひげ図から情報を読み取って答えましょう

0 25 50 75 100 グループC 通学時間(分)

問題2 中央の50%の人が含まれる通学時間の範囲を答えてください。

問題3 箱の長さから分かることを答えてください。

最大 200 文字

問題4 箱ひげ図の中央値の位置よりデータの偏りを答えてください。

最大 200 文字

問題5 箱ひげ図全体と四分位数から読み取れることを答えてください。

参考

0 25 50 75 100 グループA グループB グループC 通学時間(分)

最大 200 文字

※この再現版では提出は行いません(送信先は未接続です)

Well done!

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