Webサーバの構成

学習の目的

  • 1. Webサーバの構成

  • 2. Webシステム

サーバにはどのようなソフトウェア(機能)が必要か学習しましょう。

Webサーバの構成

Webサーバは特定のコンピュータのことではなく、ソフトウェアのことだと学習しました。

Webサーバを実現するソフトウェアには多くの種類がありますが、今回はWebサーバ環境によく利用されるLAMP(ランプ)環境を中心に学習します。

LAMP環境とは、Webシステムを動かすためによく使われる仕組みの1つです。
「Linux」、「Apache」、「MySQL」、「PHP」の4つのソフトウェアを組み合わせた環境のことをLAMPといいます。

名称 説明 役割
Linux(リナックス) コンピュータを動作させる基本ソフトウェア。WindowsやMac、Android OSやiOS等がある。Raspberry PiはLinux系のOS。 OS(オペレーティングシステム)
Apache(アパッチ) 一番実績のあるWebサーバの1つ。規模の大きいWebサーバから小さいWebサーバまで幅広く利用される。 Webサーバ用プログラム
MySQL(マイエスキュウエル) データを効率よく管理するソフトウェア。大量のデータを高速に検索したり保存したりする。 データベース
PHP(ピーエイチピー) Webページから送られてきたデータを処理したり、データベースと連携するソフトウェア。 サーバサイドのプログラム
(Webサーバで実行するプログラムのこと)

名前の「LAMP」は、それぞれの頭文字からできています。

LAMP環境は以下の理由でよく利用されています。

LAMP環境が使われる理由

  • 無料で使えるオープンソースのソフトが中心
  • 古くからあり実績がある
  • 小規模な開発や学習用にも最適
  • Raspberry Piでも構築できる

オープンソースとは、ソフトウェアのソースコードが公開されていて、誰でも自由に利用、改変、再配布できる開発モデルのことです。

LAMPを使ったWebシステムについて学習しましょう。

Webシステム

インターネットで見るWebページには、2つのタイプがあります。
1つは、いつ見ても同じ内容が表示される「静的ページ」、もう1つは、見るたびに内容が変わったり、ユーザーの入力によって内容が変化する「動的ページ」です。

この「動的ページ」は、Webシステムと呼ばれる仕組みによって作られています。
Webシステムでは、次のような流れでページが作られ、表示されます。

① ユーザーが使うWebブラウザ(クライアント)から、Webページを表示してほしいというリクエストが送られます。

② Webサーバはそのリクエストを受け取り、PHPなどのプログラム(サーバサイドプログラム)を呼び出し処理を任せます。

③ PHPなどのプログラムは、必要に応じてMySQLなどのデータベースから情報を取り出します。

④ その情報をもとに、表示する内容が毎回変わる動的なWebページを作ります。

⑤ 作られたWebページの内容(レスポンス)が、クライアントに送られます。

⑥ クライアントのブラウザで、そのページが表示されます。

たとえば、ショッピングサイトでの「ログイン」、「商品検索」、「購入」などは、すべてこのようなWebシステムによって実現されています。

この図から、Apacheの他に、サーバサイドのプログラムやデータベースが必要だということがわかります。

今回は、Webシステムの中の「Webサーバ(Apache)」、「サーバサイドのプログラム(PHP)」についてアクティビティを行います。これからRaspberry PiにWebサーバ環境を作っていきましょう!

Well done!

次のステップに進みましょう!

次のステップに進む

← 前のステップにもどる