3. 代表的なデジタルデータとアナログデータ

どのようなデジタルデータやアナログデータがありましたか?

色々あったと思いますが、代表的な例に次のものがあります。

代表的なデジタルデータとアナログデータ

項目 主なデータ
デジタルデータ
  • デジタル時計

  • デジタル体温計

  • CD,MP3

アナログデータ
  • アナログ時計

  • アナログ体温計

  • レコード

表の主なデータからわかるように、時間を表すものでもデジタル時計もあればアナログ時計もあります。どのように情報を表すのかによって「デジタルデータ」なのか「アナログデータ」なのかを分けることができます。

4.デジタルデータとアナログデータの特徴

デジタルデータとアナログデータのそれぞれの特徴を確認しましょう。

アナログデータの特徴

メリット

  • データを自然のまま表現できる

    楽器の音や人の声などを連続したデータとして表現するため、元のデータをリアルに再現することができます。

  • データの精度が高い

    微妙な変化も連続したデータとして表現するため、元々の情報をそのまま失うことなく表現できます。

デメリット

  • データの保存や複製がしにくい

    保存にレコードやカセットテープ等、専用の装置が必要です。また、絵画などは模写をして複製をする必要があります。

    絵画やイラストなど鉛筆や絵具などで書いた絵もアナログデータです。

    そっか、手で書いたものはアナログデータになるのですね。そうであれば、絵を写すのはとても大変だ。

  • ノイズに弱い

    アナログデータは連続量のためノイズが混ざった場合、もとのデータに修正することが難しいです。

ノイズが入った所からは、上に上がるのか下がるのか横に続くのかわかりにくいですよね。

そうですね。アナログデータは微妙な変化も表せる分、ノイズが入ると完全に元のデータに戻すことは困難です。

デジタルデータの特徴

メリット

  • コンピュータでそのまま処理ができる

    コンピュータは、「電気(電荷)がある」、「電気(電荷)がない」の2つの状態を使って処理を行います。それぞれ、「1」と「0」を当てはめてデジタルデータを操作します。

  • 情報の保存がしやすい

    音声や画像、数値など全てのデータを「1」と「0」のデジタルデータで表現するため、どのような媒体でも同じように保存することができます。

  • 情報の加工がしやすい

    文書や画像、音声データなど編集アプリケーションを使って、つなげたり、削除、変更などの修正作業や動画のように全てを統合することが容易にできます。

  • 通信がしやすい

    文書や画像、音声データなどどんなデータでも「1」と「0」のデジタルデータで表現されているため、どのようなデータでも同じようにネットワークを介して送信することができます。

  • 情報が復元しやすい

    デジタル信号の「1」と「0」は電圧の高さで表します。ある一定以上の電圧があれば「1」無ければ「0」になるので、ノイズが入っても元の信号に復元することが容易に出来ます。

デメリット

  • データの一部が失われる

    アナログデータをコンピュータで処理するためにデジタルデータに変換した場合など、アナログデータで表現できていた部分がデジタルデータでは表現出来ず失われることがあります。

デジタルデータはメリットが多いですね。

そうですね。デジタルデータを使うメリットが多いことと、コンピュータはデジタルデータを使うことから、デジタルデータを使うことが多くなっています。

アナログデータをデジタルデータに変換することをA/D変換、逆にデジタルデータをアナログデータに変換することをD/A変換といいます。

情 報 こ と ば キ ー ワ ー ド

A/D変換

アナログデータをデジタルデータに変換すること。

D/A変換

デジタルデータをアナログデータに変換すること。

例えば、CDなどで保存された音楽データはデジタルデータですが、音楽として再生する場合はアナログデータに変換されます。

デジタルデータをアナログデータに変換している例

Well done!

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