Aには、 「オープンデータは、誰でも入手可能である。」 と書かれています。
オープンデータとは、 誰でも自由に利用できるよう公開されたデータ のことです。
気象データや人口データなど、 国や自治体が公開しているものも多くあります。
したがって、Aは正しい説明です。
情報活用編プラス
第6章「IT技術を使って問題解決をしよう」
IP05-07
大学入学共通テスト2026年 第4問にチャレンジ+総まとめPart2
ここからは、第4問の問1を確認していきましょう。
この問題は、オープンデータについての問題です。
桜の開花日を分析するんですか。
社会問題を解決するようなテーマだけを扱うわけではないんですね。
はい。情報Ⅰでは、社会課題の解決だけでなく、自分が興味をもったことをデータで分析することも大切です。
「どんなデータを集めるか」「どう分析するか」を考える力につながります。
ポイント
問題文中の「何を調べたいのか」を意識しながら、 表やグラフを確認しましょう。
今回の出題テーマ
オープンデータ・欠損値・折れ線グラフ
この問題では、 データの意味を正しく読み取ること と、 目的に合ったグラフを選ぶこと が重要です。


オープンデータって、こういう実際の観測データも公開されているんですね。
でも、表に0があると、本当に0日なのか、データがないのか迷います。
そこがこの問題のポイントです。
オープンデータを使うときは、数値そのものだけではなく、「その値が何を意味しているのか」を考えることが大切です。
まずはオープンデータについて、一般的な知識を問う問題ですね。
AとBが正しいかどうかを判断します。
Aには、 「オープンデータは、誰でも入手可能である。」 と書かれています。
オープンデータとは、 誰でも自由に利用できるよう公開されたデータ のことです。
気象データや人口データなど、 国や自治体が公開しているものも多くあります。
したがって、Aは正しい説明です。
一方、Bには、 「オープンデータを加工・編集する場合には、利用申請が必須である。」 と書かれています。
しかし、オープンデータは、 条件を守れば加工や再利用ができるように公開されています。
必ず申請が必要というわけではありません。
したがって、Bは誤りです。
よって、 Aが「正」、Bが「誤」である ① が正解です。
答えは ア=① です。
理由: オープンデータは誰でも利用可能なのでAは正しいです。 一方、加工や編集のたびに必ず利用申請が必要というわけではないため、 Bは誤りです。
間違えやすいポイント
・「公開されている」=「自由に何でもできる」と考えてしまう
・「利用条件がある」と「必ず申請が必要」を混同してしまう
続いて、bの問題です。
まず、表1がどのような表なのかを整理しましょう。
表1は、縦に観測地点、横に西暦年ごとの桜の開花日が表示されていますね。
確かに、表1の2021年の南大東島の開花日が「0」になっています。
でも、開花日が0ってどういうことなんでしょうか。
そこがこの問題のポイントです。
表の数値をそのまま読むだけでなく、その値が何を意味しているのかを考えていきましょう。
問題文には、 「南大東島はその年に開花日の記録がない観測点である」 と書かれています。
つまり、この「0」は 「1月0日」という意味ではありません。
データが存在しないことを表しています。
このような、 本来入るはずのデータが存在しない状態 を 欠損値 といいます。
確認しよう
欠損値とは、 データが存在しない状態 のことです。
よって、 イ は ③ 欠損値 です。
次の空欄ウについては、知りたい情報を分かりやすく整理するためにはどんなグラフを選択すればよいか、という問題ですね。
Tさんは、 「4月1日より早く開花した観測点の数が、年ごとにどのように変化しているか」 を見たいと考えています。
「年ごとの変化」を見る場合は、 横軸に年をとるのが自然です。
また、 「4月1日より早く開花した観測点の数」 を調べたいので、 縦軸には 各年の3月末までに開花した観測点数 をとります。
よって、 ウ は ② 横軸を年,縦軸を各年の3月末までに開花した観測点の数 です。
答えは、イ=③、ウ=② です。
理由: 表1の「0」はデータが存在しないことを表しているため、 欠損値です。 また、「年ごとの変化」を見るので横軸は年、 「4月1日より前に開花した観測点数」を見るので、 縦軸は各年の3月末までに開花した観測点数になります。
間違えやすいポイント
・「0」を実際の値だと思ってしまう
・「年ごとの変化」なのに横軸を月にしてしまう
・「4月1日より早く」を「4月に開花した」と勘違いしてしまう
Tさんは、 「4月10日より遅く開花した観測点の数が、 年ごとにどのように変化しているか」 を調べたいと考えました。
この変化を最も確認しやすいグラフとして、 適切なものを選びましょう。
選択肢
⓪ 横軸を観測点名、縦軸を開花日とした棒グラフ
① 横軸を年、縦軸を4月10日より遅く開花した観測点数とした折れ線グラフ
② 横軸を月、縦軸を平均気温とした折れ線グラフ
③ 横軸を年、縦軸を各観測点の番号とした散布図
「年ごとの変化」を見たい場合、 横軸には何を置くとよいでしょうか。
また、 縦軸には 「何の数」を置けばよいか考えましょう。
※この再現版では提出は行いません(送信先は未接続です)