体験時間は1人3分なので、それぞれの来訪者について、 開始時刻と終了時刻を順番に確認します。
1人目は0分に開始し、3分に終了します。
2人目は3分に到着しているので、すぐに開始でき、6分に終了します。
3人目は4分に到着していますが、2人目が6分まで体験しているため、 6分に開始し、9分に終了します。
図1から読み取れることは以下のとおりです
情報活用編プラス
第6章「IT技術を使って問題解決をしよう」
IP05-06
大学入学共通テスト2026年 第3問にチャレンジ+総まとめPart1
ここからは、第3問の問1を確認していきましょう。
問1は、来訪者の到着時刻・開始時刻・終了時刻・待ち時間の関係を整理する問題です。
ポイント
数値は桁ごとに答えます。(例:23 → ② と ③)
今回の出題テーマ
待ち行列とシミュレーション
この問題は、到着時刻・開始時刻・終了時刻・待ち時間の関係を整理できるかを確認する問題です。


表を見ると、数字がたくさんあって混乱しそうです。
でも、「到着してから、いつ体験できるか」を順番に見ればよさそうですね。
その通りです。
この問題では、前の人の終了時刻と、自分の到着時刻を比べることが大切です。
待ち時間って、どうやって求めればいいんですか?
その前に、そもそもこの問題における「待ち時間」とは何かを確認しましょう。
育人さん、待ち時間とは何の時間だと思いますか?
えっと……会場に着いてから、ゲームを始めるまでの時間ですか?
つまり、自分が到着しても、前の人がまだ体験中なら待つ必要があるということですね。
その通りです。
この問題では、来訪者が会場に到着してから、自分のゲーム体験を始めるまでの時間を「待ち時間」と考えます。
具体的には、自分より先に待っている人、つまり直前に到着した人のゲーム体験が終わるまでの時間です。
前の人が終わっていれば、待ち時間は0分になります。
体験時間は1人3分なので、それぞれの来訪者について、 開始時刻と終了時刻を順番に確認します。
1人目は0分に開始し、3分に終了します。
2人目は3分に到着しているので、すぐに開始でき、6分に終了します。
3人目は4分に到着していますが、2人目が6分まで体験しているため、 6分に開始し、9分に終了します。
図1から読み取れることは以下のとおりです
空欄ア・イ・ウは、問題文に「図1の残り部分を完成させ、」となるので、問われている6人目の来場者までを図に当てはめていけば解答を求めることができます。
確認しよう
3人目の開始時刻は6分、体験時間は3分なので、 終了時刻は 6 + 3 = 9分 です。
よって、空欄 ア には、3人目の終了時刻である9が入ります。
4人目は10分に来ているから、3人目が9分に終わっていれば待たなくていいんですね。
はい。では、5人目と6人目も順番に見ていきましょう。
4人目は10分に到着し、10分に開始します。 体験時間は3分なので、終了時刻は13分です。
5人目は11分に到着しますが、4人目が13分まで体験しているため、 13分に開始します。
したがって、5人目の待ち時間は、 13 − 11 = 2分 です。
6人目は12分に到着します。 5人目は13分に開始し、16分に終了するため、 6人目は16分に開始します。
したがって、6人目の待ち時間は、 16 − 12 = 4分 です。
確認しよう
待ち時間は、開始時刻 − 到着時刻で求めます。
5人目:13 − 11 = 2分
6人目:16 − 12 = 4分
よって、 イ は2、 ウ は4です。
エ オについて確認しましょう。
表1を確認します。
表では、 「前の人が終わるまで待つ」 という流れを順番に整理しています。
例えば5人目は、 到着時刻が11分ですが、 4人目の終了時刻は13分です。
そのため、 5人目は13分から体験を始めることになり、 待ち時間は 「13 − 11」 で求められます。
このように、 「到着時刻」と 「前の人の終了時刻」 を比べながら考えることで、 エやオも求められます。
次は、式に使う言葉を選ぶ問題ですね。
はい。ここでは、開始時刻が何で決まるかを考えます。
2人目以降の開始時刻は、 来訪者本人の到着時刻と 直前の来訪者の終了時刻を比べて決まります。
もし本人の到着時刻が、直前の来訪者の終了時刻より遅ければ、 その人はすぐに体験を始められます。
つまり、開始時刻は来訪者本人の到着時刻になります。
逆に、まだ直前の来訪者が終わっていなければ、 開始時刻は直前の来訪者の終了時刻になります。
確認しよう
開始時刻は、本人の到着時刻と 直前の終了時刻のうち、遅い方になります。
問題文の 「開始時刻が エ より遅く到着した場合には オ 、それ以外の場合は エ になる」 という文から、 エ は直前の来訪者の終了時刻、 オ は来訪者本人の到着時刻です。
答えは、ア=⑨、イ=②、ウ=④、エ=③、オ=⓪です。
3人目は6分に開始し9分に終了するためアは9。 5人目は13−11で2分、6人目は16−12で4分待つため、イは2、ウは4です。 また、開始時刻は直前の終了時刻と本人の到着時刻を比べて決まるため、 エは「直前の来訪者の終了時刻」、オは「来訪者本人の到着時刻」です。
間違えやすいポイント
・待ち時間を「終了時刻 − 到着時刻」で求めてしまう
・本人の到着時刻だけを見て、直前の人がまだ体験中かどうかを見落とす
・開始時刻と終了時刻を混同してしまう
ある展示で、来訪者は到着した順番に1人ずつ体験します。 1人あたりの体験時間は4分です。
1人目は0分、2人目は2分、3人目は9分に到着しました。 それぞれの待ち時間を求めましょう。
まず、1人目の開始時刻と終了時刻を求めましょう。 次に、2人目・3人目について、 本人の到着時刻と 直前の人の終了時刻を比べます。
1人目
2人目
3人目
※この再現版では提出は行いません(送信先は未接続です)