コンビニは、駅前や住宅街、学校の近くなど、さまざまな場所にあります。
もしもあなたが新しくコンビニを出店することになって、まずは地域を選ぶとしたら、どのような地域を考えますか。
例えば、
情報活用編プラス
第6章「IT技術を使って問題解決をしよう」
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問題解決をしよう② コンビニ出店はどこにする?
コンビニは、駅前や住宅街、学校の近くなど、さまざまな場所にあります。
もしもあなたが新しくコンビニを出店することになって、まずは地域を選ぶとしたら、どのような地域を考えますか。
例えば、
・人口が多い地域
・昼間に人が集まる地域
・周辺にコンビニが少ない地域
このような地域では、多くのお客さんが利用してくれるかもしれません。
しかし、「なんとなく人が多そう」という印象だけでは、本当に出店に向いている場所なのかはわかりません。
そこで今回は、統計データを使って、東京23区の特徴を分析していきます。
本来であれば、「出店候補地の半径〇m以内にコンビニがいくつあるか」など、細かく分析する必要がありますが、
今回はトレーニングということで、区ごとの地域的な部分で判断していきます。
実際のコンビニも、こんな感じで出店場所を決めているのですか?
いいえ、実際にはもっと細かな情報、例えば、
・近隣の駅や人が多く集まる施設までの道筋やそれぞれの時間帯ごとの人の流れ
・出店候補地の半径何メートルの範囲に何件他社のコンビニが既に出店しているか
等、様々な視点で複雑に分析をしています。
今回はトレーニングなので、分析する情報は限定しています。
東京23区の特徴って言われても、俺たち東京都民じゃないし、ピンとこないな。
もちろん、位置関係や土地勘も分析には重要です。
ですが、今回は学習の中で、今あるデータを整理していきましょう。
でも、東京23区だけでも、かなりデータが多そうですね。
その通りです。そこで今回は、Pythonを使ってデータを整理し、グラフにして分析していきます。
Pythonって、プログラムを作るだけじゃなくて、データ分析にも使えるんですね。
はい。今回は、東京23区のデータを使って、「どの区にコンビニを出店するとよいか」を考えていきましょう。
今回の学習では、東京23区のデータを使って、コンビニの出店候補を分析します。
使用するデータは、次の2種類です。
・e-Statから取得した人口・昼間人口・高齢化率などのデータ
・東京23区ごとのコンビニ数データ
昼間人口とは、その地域に、昼の時間帯にいる人の数のことです。
「住んでいる人の数」である人口とは異なり、通勤や通学、買い物などで、その地域に来る人も含まれます。
例えば、会社や学校が多い地域では、朝になると多くの人が集まります。
そのため、住んでいる人は少なくても、昼間人口が非常に多くなることがあります。
じゃあ、「人口が少ない区」でも、昼には人がたくさん集まることがあるんですね。
その通りです。特に、オフィス街や大きな駅がある地域では、昼間人口が大きく増えることがあります。
コンビニは昼に利用する人も多そうなので、昼間人口は重要そうですね。
はい。特に、オフィス街では、昼休みにコンビニを利用する人が多くなります。
そのため、コンビニ出店を考えるときには、人口だけでなく、昼間人口も重要なデータになります。
これらのデータを、Pythonを使って結合し、並べ替えたり、グラフにしたりしながら分析を行います。
データを見ながら、できるだけコンビニに人が集まりそうな区を探していくんですね。
その通りです。ただ数字を見るだけではなく、「なぜそうなるのか」を考えることが重要です。
今回の学習では、単にコードを書くだけではなく、データを根拠に考えることが重要です。
・どの区の人口が多いか
・例外的な区はあるか
・本当に出店に向いているのか
ただグラフを表示するだけじゃダメなんですね。
はい。データ分析では、「なぜそうなるのか」を考えることが大切です。
ただし、データを見れば必ず正解がわかる、というわけではありません。
例えば、昼間人口が多い区は、たしかに多くの人が集まっていると考えられます。
しかし、その人たちが本当にコンビニを利用するかどうかは、データだけでは判断できません。
また、コンビニ数が少ない区は、一見すると出店のチャンスがありそうに見えます。
しかし、実際には家賃が高い、出店できる土地が少ない、すでに別の店が充実している、などの理由があるかもしれません。
データがあるからといって、すぐに答えが決まるわけではないんですね。
はい。データは答えそのものではなく、考えるための材料です。
今回の学習では、データを見て終わりにするのではなく、「このデータから何が言えそうか」「まだ何がわからないか」まで考えていきましょう。
このように、データ分析では、数値をそのまま受け取るだけでなく、背景にある理由や、データだけではわからないことも考える必要があります。
今回の学習では、東京23区のデータをもとに、次のような流れで考えていきます。
1.データを読み込む
2.人口データとコンビニ数データを結合する
3.表やグラフから特徴を読み取る
4.気になる区について理由を考える
5.最終的に、出店候補を1つ選んで説明する
問題
もし、あなたがコンビニの出店担当者だったとします。
次のうち、あなたなら「どのデータ」を特に重視して出店場所を決めたいですか。
この中から選択しても構いませんし、他に必要そうなデータがあればそれを答えてもらっても構いません。
また、その理由も考えてみましょう。
・人口
・昼間人口
・昼夜間人口比率
・高齢化率
・コンビニ数
例えば、「昼間人口」を重視するなら、「昼に利用する人が多い場所が有利」と考えていることになります。
また、「コンビニ数」を重視するなら、「ライバル店が多いか少ないか」を気にしているのかもしれません。
重要視するデータ
その理由
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