繰り返し(反復)処理とは、プログラムにおいて、特定の処理を繰り返し行うことです。
「繰り返す」という特性から繰り返し処理や、ループとも言います。
繰り返し処理、覚えています。
3つの基本構造の1つですよね。
そうですね。同じ処理を繰り返し行うことで、これから説明するような様々なメリットがあります。
フローチャートでの記述方法として、以下のような例があります。
繰り返し処理の部分を抜粋した例です。

2.繰り返し処理のメリット
繰り返し同じ処理を実行することで、プログラムをシンプルにすることができるんだよね。
そうなんです。例えば、ゲームの主人公が1人で体力を回復する呪文を使ったとします。

フローチャートでこの処理を表した例は以下のとおりです。

続いて、仲間が4人いて、全員の体力を回復する呪文を使ったとします。
キャラには番号が割り振られていて、キャラ1・キャラ2・・・というふうに表現しましょう。

これを、「順次」の構造でフローチャートに表した例は以下のとおりです。

同じような処理が4回連続していますね。
でも、対象になるキャラクターが毎回変わってますね。
それでは、これを繰り返しで表現してみましょう。
目田さん、フローチャート書いてみてください。
ただし、プログラムをイメージして作ってくださいね。
やってみます!!

これでいいのかな?
良くかけましたね!!
しかし、コンピュータに伝える指示にするには、数字や記号などを用いて明確にしてあげましょう。
そうなのかぁ…
例えば、判断記号にはしっかりと計算式などを書いてあげましょう。
if文を書くときに困らないようにしないといけません。
そして、どのキャラの体力を回復するのかもわかりませんね。
これはどうですか?

正解です。
これなら、キャラ1〜キャラ4まで全員の体力が回復できますね。

そうか!!変数を使って、キャラクターの番号を動かすんだね!
でもさ、これを見る限り、順次と繰り返しで、そんなに違うかな?
順次の方が見やすい気がするよ。
確かに見やすさではそうかもしれません。
でも、キャラの数が4人じゃなくて30人だったら?
ゲームによっては、キャラの数が一定ではありませんね。
順次ならそのキャラの数だけ処理を作らなくてはいけないけど、繰り返しならキャラが何人でも全部この形で対応できますね。
人数が変わっても柔軟に対応できます。
繰り返しの条件に、「仲間の人数」を使っているので、その人数分の繰り返しができるんですね。
これは繰り返し処理を使う利点ですね。