画像のデジタル化の仕組み

学習の目的

  • 画像データのデジタル化の手順を理解する

画像は、どのような仕組みでデジタル化されているのでしょうか?

画像のデジタル化

画像データとは、「色」の情報をデジタルに変換したものです。

色は、「赤」「青」などの色がありますが、その間にも中間の色が無限にあります。

連続値として扱われるため、「色」はアナログとして扱われます。

画像のデジタル化を行うときは、「標本化」→「量子化」→「符号化」の順で行います。

えっ、「標本化」→「量子化」→「符号化」って言えば・・・

音のPCM方式と一緒だ!!

その通りです!!よく気づきましたね!!

画像も、音と同じような手順でA/D変換するんです。

画像のデジタル化の手順

1.標本化

画像の標本化では、元の画像を一定の大きさのマスで区切ります。

それでは、「標本化」の手順について説明します。

目田さん、この紙に何か絵を描いてもらっていいですか?

お、任せて!!

・・・

できた!!

美味しそう!!!

(ラグビーボールを描いたんだけど、何と勘違いしたんだ?)

それでは、このアナログ画像を標本化したイメージを書き出します。それがこちら!

なんか、デジタル感が出てきたね。

でもギザギザしているなぁ。

解像度を低くしているので、仕方ありませんね。

標本化

標本化は、元のアナログ画像をマス目で区切り、色付けをします。

この一つのマスを、画素、またはピクセルと言います。

一つの画素の中は、一つの色で塗りつぶします。黒が多い部分は黒、白が多い部分は白と、アナログ画像の中から最も多い色を指定します。

解像度

解像度は、標本化を行うときの画素の細かさを表す言葉です。

先ほど芽萌里先生が行った標本化は、「16×16」の画素に分割しました。これは、画像を縦16ピクセル、横16ピクセル、総画素数は256ピクセルで表現されています。

「解像度を上げる」と言われたら、この数値を増やす、つまりもっと細かく区切ることになります。

解像度が高いほど鮮明な画像が記録できますが、その分画素数も増えるためデータサイズは大きくなります。

解像度を表す単位として以下の2つを覚えておきましょう。

ppi (pixels per inch): ディスプレイの画素の細かさを表す単位。1インチあたりのピクセル数。

dpi (dots per inch): プリンタで印刷された画像に対する解像度の単位。1インチあたりのドット数。

解像度は高ければ高いほど、綺麗な絵になるんだね!!

確かにそうなんだけどさ、上の芽萌里先生の分身の絵、右の二つってそんなに変わらないね。

確かにそうだね。拡大すれば違いがわかるけど、全く同じ絵って言ってもいいくらいだね。

だったら、データのサイズが小さいほうがいいんじゃないかぁ?

その通りですね。綺麗な絵がいいのはもちろんなのですが、サイズが大きくなる事で起きる問題があります。

インターネットで画像をダウンロードする時の負荷や、ゲームをプレイするときの処理が重くなったりします。

なので、目的に合わせた「ちょうどいいサイズ」にしてあげることが大事ですよ!!

(私の画像は綺麗であって欲しいけどね)


2.量子化

画像の量子化では、標本化を行なった各マスに数値を割り当てます。

それでは量子化を行いましょう。

先ほど標本化した各色に数値を割り当てましょう。

どんな数値を割り当てればいいんですか?

それは、表現する色の数で変わってきます。

今回は白と黒の2色なので、白=0、黒=1と、割り当てていきましょう。

できました!!

よくできました!!これが量子化です。

ここで使っている0や1は、まだこの段階では10進数です。

量子化

量子化は、標本化した各画素の色を数値に置き換えます。

色の数が多いほど、その数値の種類は多くなります。


3.符号化

符号化は、量子化で割り当てた10進数を2進数に変換します。

それでは、2進数に変換してみよう!!

といっても、0と1だけなので、変換した気持ちにならないですね。

先生、こんな感じでいいですか?

その通りです!!

この0と1の並びを記録するのが、画像のデジタル化ですね。

符号化

量子化は、標本化した各画素の色を数値に置き換えます。

色の数が多いほど、その数値の種類は多くなり、表現する2進数の桁数も増えます。

もし、4色なら、2ビット。256色なら8ビットになります。

今回の画像は、白と黒の2色だったので、2種類を表現する1ビットだけで良かったのですが、色の数が増えるとどうでしょうか?

育人が描いたラグビーボールに影をつけた、以下の画像でも見てみましょう。

今回は、「濃いグレー」と「薄いグレー」を使って、4色で表現します。

少しみにくいので、符号化した結果に色を加えてみてみましょう。

各画素を表現するビットが2ビットになりました。

このように、色を表現するビット数を増やすことで、色の数を増やすことができますが、その分記録するデータも大きくなります。

画像も音と同様に、「標本化」→「量子化」→「符号化」の順でデジタル化を行うんですね!!

情 報 こ と ば キ ー ワ ー ド

標本化

アナログの画像を一定の大きさで区切る。

量子化

標本化した各画素の色を数値に置き換える。

符号化

量子化で割り当てた10進数を2進数に変換する。

画素・ピクセル

標本化で切り分けた1つのマスのこと。

解像度

標本化で切り分ける画素の数。多いほど画像が鮮明になる。

ppi(pixel per inch)

ディスプレイで用いられる解像度の単位。1インチあたりの画素数。

dpi(dots per inch)

プリンタ等の印刷物で用いられる解像度の単位。1インチあたりのドット数。

次は、色の表現について学びます。

Well done!

次のステップに進みましょう!

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